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僕と息子が開発した即興ゲームで「英語瞬発力」を高める!

皆さんおはようございます! 今日は、先日即興のゲームを使った「英語瞬発力」の高め方という記事で書いた即興演劇の手法を使って英語の「瞬発力」を引き続き鍛えてみましょう。 即興の勉強を始めて最初に習うゲームの一つに、「ABC Scene」というものがあります。 アルファベットのどこから始めても良いのですが、Aから始めた場合、一人の役者がAから始まる台詞を言い、もう一人の役者がBで始まる台詞を、そして次はCから・・・ という具合にシーンを進めます。 無理やりこじつけた文を作るのではなく、シーンとして意味の通るナチュラルなものでなければなりません。 試しにやってみましょうか。 Wife: Andrew… I am leaving you. Husband: But honey, we just celebrated our 20th wedding anniversary last night! Wife: Couldn’t you tell that it was going to be our last? Husband: Don’t go. Please don’t go! I will do anything for you! Wife: Even buying a private jet?…

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即興のゲームを使った「英語瞬発力」の高め方

皆さんお元気ですか? 今日は僕の一応専門の演劇の技術を使った、英語を喋る際の瞬発力の高め方について書いてみたいと思います。 過去に僕が語学(英語・日本語)を教えていた時に気づいたのは、中級以上の多くの語学学習者は時間をかければきちんと文を構成することができるということでした。 でも、ネイティブスピーカーと話している時に、頭の中で文を作るのに時間がかかりすぎてしまい、話題がすでに他のことに進んでしまっているため、話についていけないというのが彼らの弱点。 僕の個人的な意見ですが、日本にはこういう人が多い気がします。 これを熟語や口語表現の知識不足など、英語力のせいにしてしまうことが多いと思いますが、僕はこれは単純にコミュニケーションにおける「瞬発力」の欠如だと考えています。 その瞬発力を極限まで突き詰めたものが、僕が過去6年間程関わっている即興演劇の世界。英語では一般的にImprovやTheatresportsなどと言われていますが、観客からもらう「ビーチ」や「猫」などの簡単なお題だけで1時間~1時間半の舞台を作りあげなければなりません。 即興の勉強を始めた当初から、即興の技術が英語力向上に役立たないかと考えてきましたが、今日は即興のクラスで一番最初に習ったエクササイズをシェアしたいと思います。 まずは呼吸を整え、ストップウォッチを1分間にセットします。 そして、その1分間に部屋の中にあるアイテムの名前を、目に飛び込んでくる順に指をさしながらできるだけ早く口に出します。 試しに僕の部屋でやってみると・・・ Mobile phone, dictionary, desk lamp, bookshelf, guitar, electric cord, wrapping paper, iron, laptop bag, coat hanger, power outlet, etc. という具合です。 大切なのは目に飛び込んでくる順に言い、英語でなんというか分からないからといって、決して飛ばさないことです。例えば「コンセント」(power outlet/ power point)という言葉が分からないとしたら、 the place where electricity comes out (電気の出てくるところ) というように的確な表現でなくても良いので言い換えます。 頭を空っぽにして、自意識過剰にならず、とにかくできるだけ多くの言葉を言うことが大切です。 そして、これに慣れてきたら、同じエクササイズをまったく違うものに言い換えてやってみます。 例えば、目に最初に飛び込んできたもの・指をさしたものが電気(light)だとしたら、ごみ箱(trash can (米)/ rubbish bin(英))と実際のものとは全く違う言葉を口に出します。その物の本当の名前を言ってはいけません。mobile phoneはcat、dictionaryはfridgeなどと全く関係のないことを言うのです。 どんな言葉に置き換えても良いなんて、簡単じゃないか! とおっしゃる方もいるかもしれませんが、試しにやってみてください。脳が正しい言葉を言おうと働いてしまうため、わざと間違った言葉を言うのはなかなか難しいのです。 このエクササイズをすることにより、その瞬間と目の前のことだけにフォーカスする力と、言葉が分からなくてもパラフレーズ(言い換え)してとにかく突き進む瞬発力が養われます。 あくまで個人的な意見ですが、僕はこれを通訳のトレーニングに取り入れてみてはどうかと考えています。瞬発力の達人の即興役者が行うトレーニングなので、その瞬間にフォーカスし、何が起きても臨機応変に対応し突き進まなければならない同時通訳の人に向いているのではないでしょうか。 ↓↓↓ もしよければ、クリックでランキングのサポートお願いします!…

人生論

演技法から人生と英語を学ぼう!

いつも大きな夢を追いかけていれば、夢にやぶれても人生に後悔はないし、小さな夢くらいなら必ずかなえられるはず! こう信じて、1997年僕は長年の夢だったカリフォルニアに降り立ちました。大学の専攻科目は演劇。もちろん、目指すはハリウッド! いきなり英語で演技を学ぶのは難しそうだったので、渡米してしばらくの間は、英語のライティングなど大学教育の基礎となる科目と、演劇の理論系の科目を受講しました。 そして、とうとう演技の授業デビュー! 一番最初に習ったのは、舞台での動き方や、リハーサル中に使われる専門用語でした。そして、内容もだんだん本格的になり、「役の作り方」の授業の日がやってきました。 僕に演技を教えたのは、UCLA卒でハリウッドで舞台をしていたピーター・デ・ボノ先生。髭がふさふさとした、ジョージ・ルーカス似の人でした。 彼の教えた役作りの基本中の基本は、自分の役に関してまず以下の質問に答えることでした。 Who am I? (自分とは何者だろう?) Where am I? (自分は今どこにいるのだろう?) What do I want? (自分は何を求めるのか?) What do I do to get what I want? (自分の求めるものを得るために、何をしよう?) あれから20年近く演劇に関わってきたわけですが、役者として、人間として成長するにつれ、これは人生にそのまま応用できるなあと感じるようになりました。技術のある役者は、演じるのではなく「舞台を生きる」ことができる。真の舞台というのは人生そのものを映し出す鏡であり、良い演技というのは、人間を、そして人生を理解していないとできないものです。 やはり、演技でも人生でも「Who am I?」と言う質問に答えることが一番大切です。自分が何者なのか、アイデンティティーが確立していないと大事は成せないのではないのではないでしょうか。 そして、「Where am I?」。これは演技の世界では、自分のいる物理的環境(レストラン、図書館、プール等)を指しているのですが、最近は「自分の置かれた境遇、自分は人生で今どこにいるのか?」を答えることだと考えています。 英語の勉強でいうならば、現在の自分自身のスキルを客観的にまっすぐ見つめ、次の質問「What do I want?」に繋げて行きます。「日常会話はどうにかできるようになった。ここから、自分は英語を使って何をしたいのだろうか?」と問ってみることです。そうすると、目的意識がしっかりしてきます。 そして、最後の「What do I do to get what I want?」を問い、自分の目標を達するには何をしなければいけないのか、行動のプランを立てるわけです。 ちなみに、英語の「Acting (演技)」という言葉には「Act(行動する)」という動詞が含まれています。演技とはすなわち、行動すること。この人生という舞台を全力で演じきるには、行動あるのみです。 “All the world’s a stage, And all…

演劇

演劇のスキルを使った英語学習法 其の一

皆さんお盆休みはいかがでしたか?これから忙しくなりますが、夏バテせずに、お仕事や勉強、家庭に遊び、頑張ってくださいね! さてと… 僕のプロフィールを読んで頂くと分かりますが、実は僕の専門は演劇です。 もともと、海外で舞台をやりたくて英語を真剣に勉強したので、僕にとって「舞台」と「語学学習」は密接に関わっていて、決して切り離すことができません。 ということで、これからこの二つをフュージョンさせて「演劇のスキルを使った英語学習法」について色々考えていきたいと思います。 まず手始めに、今日は役作りの技法を使った単語や表現の覚え方について書いてみますね。 これはスペイン人の役者仲間から教えてもらったテクニックなのですが、単語や表現を覚えたりするのにとても役立つと思います。 彼は、役作りを始めると、自分のいるシーンの 1.色 2.匂い 3.味 を必ず想像することにしているそうです。そして、そのメンタルイメージができ上ってからセリフを口に出して言ってみる。この作業を通すと、脳へ普段使わない色々な刺激が生まれるので、自分の役を生きる 助けになるだけでなく、セリフも覚えやすくなると言っていました。こうして、自分の演技、そして言葉に命を吹き込むのです。 日本の英語学習に欠けている要素の一つは、この「生きている言葉に命を吹き込むプロセス」だと僕は考えています。言葉に命が宿った時、あなたの英語が自分の言葉として目覚め、あなたの血となり肉となるのです。 まとめると、単語や表現を覚える時に大切なのは、 単語や表現に流れるイメージを思い浮かべる。(例えば色、匂い、味、感情等) 必ず音読する。 表現を覚えるのであれば、その状況に合った感情を込めて音読する。 3. に関して説明すると、例えば「There was a fly in my soup!」(スープに蝿が入ってたんですけど!)とレストランで文句をいう時、棒読みはしないですよね。 たぶん、不快感と怒りを込めた話し方をすると思います。それでも、公共の場なのでなるべく怒りをあからさまにせず、ある程度抑えて、それでもクレームがきちんと伝わるように表現すると思います。こういう感情を込めて音読をした時、言葉に命が吹き込まれ、自分の言葉となっていくのです。 皆さんも是非やってみてくださいね。   クリックでブログランキングにご協力頂けたらとてもやる気が出ます! ↓↓↓↓↓ にほんブログ村