CATEGORY 極意

人生論

【走る英語人】 英語は長距離走と心得るべし。

皆さんこんにちは。お元気ですか? 元旦に皆さんとシェアした今年の抱負通り、今年は1年で1000キロ(1日あたり2.7 kmちょっと)走ることを目指しているのですが、今のところきちんと走っています。 子供達がホリデー中で、6歳の長男と一緒に走ることが多く距離を稼げませんが、以下が今日の時点での距離です。約束したように、証拠を掲載しますね。(笑) さてと、今日は英語学習とマラソンについての僕の考えを書いてみようと思います。 始める前に断っておこうと思いますが、僕は走ることが大嫌いでした。今でも大好きといったら嘘になるかもしれません。子供の時からずっと武道をやっているので、持久力系よりも肉体系のスポーツがずっと得意でした。 でも、30代半ばで中年太りが始まり、その対策に友人と走り始めたのがマラソンとの出会い。 それから30代後半になり、今度は「中年の危機」の到来です!(やれやれ) そんな中、何か新しいチャレンジが欲しいと思い、40歳までにフルマラソンを走っておこうということになりました。 そして39歳の時にどうにか完走。タイムは4時間9分。ぜんぜん良くないですが、基本的にランナーではないので、完走できただけで嬉しかったです。 トレーニング中には長い時で30km、本番で42.195kmという距離を走る中、マラソンというのは本当に語学の学習に似ているなあと思うようになりました。 前半で飛ばし過ぎると完走できない。遅く走りすぎてもリズムがつかめず、筋疲労が必要以上に早くなってしまう。 日本の英語教育を見ていると、受験英語がまさに前半戦での飛ばし過ぎ状態に当たると思います。英語圏でもきちんと教育を受けていない人は分からないような単語や言い回しが平気で問われます。 逆に、遅く走りすぎてリズムがつかめないというのは、英会話で石橋を叩いて渡るように慎重になりすぎてしまい、実際のコミュニケーションの楽しさ・喜び(リズム)がつかめないから、結局途中であきらめてしまう。 英検やTOEICの資格試験も短距離走だと思います。試験の当日までとにかく詰め込むけれど、試験が終われば次の試験が近づくまではあまり勉強しないという状態に陥りがちです。 でも、一番英語学習がマラソンそのものだと思わされたのは、僕が英語圏に20年住んだ今でも毎日新しいことを学んでいる事実です。 母国語の日本語でもそうですが、言葉というものは奥が深く、「極める」ということは恐らく不可能なのだと僕は考えています。ちょうどマラソンを極めることが不可能なように。 マラソンの参加者の大部分は、人とタイムを競うというよりも、自分に果たしたゴールを達成することに意義を求める人が多いと思います。歩いても、泣いても、立ち止まっても、走り切ればそれでよいという人がほとんどです。 あの態度が英語学習にも必要なのではないでしょうか。生涯学習なのだと思うくらいでなければ、奥が深すぎて途中で息が切れてしまうし、落胆してしまうことでしょう。 上達には長い時間のかかる道なのだと気楽に構え、マラソンの参加者のように息長く楽しむ気持ちが上達の秘訣なのかもしれません。 にほんブログ村 [twitter-follow screen_name=’tatsujinja’]

極意

僕のハーフの子供達に見る脳の忘却機能・・・

“The advantage of a bad memory is that one enjoys several times the same good things for the first time.” Friedrich Nietzsche 語学に関わる人間として、ハーフの子供たちがどのように言語を学ぶのかには、国際結婚をする前からとても興味がありました。 自分が実際に親となり、子供達が英語と日本語を吸収していく様子を観察していると、言語教育に役立ちそうなアイデアが色々と生まれてきます。 僕の長男は6歳になったばかりですが、ここ数ヶ月で面白い現象が起き始めたので、今日はそのことをこちらに書いてみることにしました。 長男はもともと日本語が母語でした。 日本で2週間半しか過ごしたことがないのに、日本語をよく学んでくれました。僕が教えたというよりも、ニュージーランド人の妻が子供たちに絶対に日本語を教えたいと、日本語を教えることに力を注いでくれたことが理由です。ちなみに、彼女は日本語検定1級の日本語力があります。 ニュージーランドの小学校は5歳から始まるのですが、1年前に入学した時は英語が片言で、基本的に日本語しか喋れない状態でした。 具体的にどれくらい日本語を喋れたかというと、日本人と普通に会話ができるだけではなく、10分以上の意味の通るお話を即興で作ることができる程でした。 でも、小学校が始まってたったの半年で、英語力が日本語と同じくらいに。子供の脳は柔軟だとは聞いていましたが、ここまで吸収力があるとは思ってもみませんでした。 そして、驚いたことに、1年生の後半から英語の方が強くなってきたのです。 彼の英語力がとても低かったので、英語力向上を手伝う意味もあり、学校に入学してから妻と英語を使うことが増えたことも理由でしょうか? 僕は日本語をしばらく使っていましたが、だんだんと日本語が通じないことが増え、今では英語を使うことがほとんどになっています。9割が英語、1割が日本語といったところでしょうか? 最初のうちは、 「子供の脳は柔軟だし、5歳まで日本語しか喋れなかったのだから、日本語を忘れることはないだろう。」 と勝手に思っていました。 でも、急速に失われていく日本語力を懸念して、1週間程前に試しに日本語だけで話そうとしたら、どうもあまり喋れなくなっているようなのです。 もちろん、聞いて理解することはだいたい大丈夫ですが、自分の言葉で何かを伝えることができなくなっている・・・。 こうして僕は人間の脳の忘却機能を目の当たりにしたのです。 心理学の世界では、記憶だけではなく、忘却も精神衛生の面でとても大切だと言われています。忘れることなくしては認知機能に負荷がかかりすぎてしまい、脳はきちんと働かないのです。 忘却の大切さは分かってはいたものの・・・ これほど早く語学力が失われるのはとても意外でした。そういえば、僕の日本人の友人のハーフの子供達も、かなりの短期間で日本語力を失ったことを思い出しました。(もちろん、潜在意識の中にはきちんと吸収されていて、語学環境さえ変わればまた戻ってはくるのですが。) 忘却は人間の脳の大切な機能の一つですが、脳は自分が思っているよりもずっと早く物事を忘れてしまうのだという事を認識しておく必要があるのかもしれません。 語学に関して言えば、柔軟な脳を持ち、英語と日本語のネイティブスピーカーを親も持つ、ハーフの子供達でもこうなのですから、日本語環境で人生の大部分を過ごし、さらには脳の柔軟性を失いかけた大人の我々ならなおさらのことです。 したがって、今まで身につけた語学力を維持したいのであれば、とにかく継続して英語に触れていく必要があります。週に1~2回だけ語学学校に行って英語を勉強するというのではなく、とにかく毎日使う必要があります。 脳の忘却機能を悲観視する必要はありませんが、それくらい忘れやすいものだと認識することによって、英語に毎日触れることの大切さを実感できるようになるのではないでしょうか? ↓↓↓ もしよければ、クリックでランキングのサポートお願いします! にほんブログ村 [twitter-follow screen_name=’tatsujinja’]

極意

(復刻版)決してあなどれない丸暗記学習法

この記事は引っ越し前のブログに一度掲載したものですが、個人的に気に入っているので(笑)、少々長いですが、少し書き直して再掲載します。 英語は「自分の心を自分の言葉で語るもの」という僕の信念と多少矛盾するかもしれない学習法に、丸暗記学習法があります。先日、自分の英語人生を振り返り、思っていたよりもこの方法に頼ってきたことに気付かされたので、皆さんの役に立つかもしれないと思い、今日は一味違ったアングルでお届けします。 たぶん意外だと思いますが、事の始まりは平家物語。ある晩、現在のアメリカとイギリスの直面する情勢に思いをめぐらせていると、僕の心に突然以下の名文が浮かびました。 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ 平家物語の冒頭の下りですが、驚いたのは、これを覚えてから約25年を経過してもまだはっきりと暗唱できることでした。僕は海外に出て約20年経ち、日本語をあまり使わない生活をしています。そんな僕でも不思議と覚えている。 こういう経緯で、僕の人生経験や大学の教職課程で学んだことを思い出したりして、暗唱の大切さを確信するにいたったのです。 自分自身の英語学習を振り返った時、中学校時代にアカデミー出版の「家出のドリッピー」という教材を使い、その文章をほぼ丸暗記したのを覚えています。教職課程時代にも、演劇教育の先生がシェイクスピアの戯曲(特に「ロミオとジュリエット」の冒頭)とソネット18番 は、生徒に絶対に暗記させるべきだと言っていたのを覚えています。日本で言う平家物語の冒頭と同じように、英語文化の人間としてシェイクスピアはなくてはならない教養なのだと思います。 暗唱は英語圏の学校ではほとんどやらなくなりましたが、IQの高い、いわゆる「天才」達の国際的な交流団体「メンサ(Mensa)」も子供達に詩の暗記を薦めているようです。語彙力を増やすだけではなく、英語のリズムを内在化させたり、自分の表現力を超えた複雑な文章構成をしたりできるようになることが理由です。 詳しくはこちら のページを参照のこと。 僕は英語圏で長いこと演劇に関わってきましたが、僕の言語能力をはるかに超越した劇作家の言葉に触れ、舞台で語ることにより、自分の限られた言葉では表現しきれなかったことをある程度表現できるようになったような気がします。日本でも役者さんの表現力が豊かなのは、脚本で洗練された日本語に触れ、演技を通しその言葉を自分の血と肉に変えているからだと思います。 そ れにしても、日本人の英語学習法って、段落とかの一塊ではなく、一文だけを暗記することが多いですよね。例えば、Could you pass me the salt, please? みたいに、文脈と関係なく完全に独立した表現を暗記する。でも、児童文学かなんかでいいと思いますが、試しに1段落だけでも暗記してみてください。英語のリズムがつかめ、口に出して言う事で英語の滑舌もよくなるはずです。また、いわゆる「英語脳」を作るのに有効な方法だと思います。もちろん、「自分の心を自分の言葉で語る」ことが最終的なゴールなので、そのプロセスとして丸暗記法を実践してみてください。 最後に僕の幕末ヒーローの一人、勝海舟の面白い逸話を紹介します。 ご存知のように、江戸城無血開城の立役者で、坂本龍馬のお師匠の海舟ですが、もともとはオランダ語やその文化を学び教える蘭学者。これは、その海舟がオランダ語を学び始めた時のお話です。 海舟は蘭学に目をむけ、オランダ語を学ぼうとするのだけど、貧乏御家人の彼には辞書を買うお金がない。そして、ある人に10両払い借りることにするのですが・・・ 彼はこの辞書を全部コピーすることにした! これだけでもすごいですよね。 で も、1部だけでなく、2部コピーを作りました。1冊は彼自身の勉強用、そしてもう1冊は売って10両の返済に充てようとしたのです。この発想もすごいけど、更にすごいのは、この辞書を貸した人が海舟の熱意に打たれ、10両の返済を帳消しにしたらしいことです。(この帳消しの話は史実かどうか分からないそ うですが・・・) もちろん、海舟が辞書を丸暗記したとは思いませんが・・・ 辞書を2回丸ごと書き写したら、これはかなりの情報を繰り返し学習で頭の中に叩き込んだことになります。こうして海舟はオランダ語を暗記し、自分のものにしたのだと思います。 こんな男がいたから、日本は内乱による分裂を避け、西欧列強の植民地政策から逃れることができたのではないでしょうか? ↓↓↓ もしよければ、クリックでランキングのサポートお願いします! にほんブログ村

リスニング

英語学習はリスニングから入る!脳科学的根拠

Hey guys, just listen! 僕は自分自身の学習経験や語学を教えた経験をもとに、語学学習は耳から入るべきと長いこと考えてきました。別に科学的根拠があった分けではないのですが、「読み書きではなく、リスニングから入ると実用的な語学力がつきやすいようだ」という観察に基づくものでした。 でも、最近読んだ植村研一先生の小論文が、僕の意見の科学的裏付けをしていて、これは皆さんにお伝えしなければとこの記事を書いています。 ちなみに、植村先生は著名な脳神経外科医で、バイリンガルな環境に育ち、海外留学もされ、医者のための英語教育に尽力されてきた方です。日本医学英語教育学会の初代理事長だったそうで、英語学習を科学的に分析するのに、これ以上適任の人は日本にそういないでしょう。 人間の脳には「ウエルニッケ感覚性言語野」という、聞いた言葉を理解する部分があるそうですが、英語と日本語のバイリンガルの人だと、この中に日本語用の中枢と英語用の中枢が別々に形成されているそうです。 医学論文の読み書きはできても、英会話のできない医師のMRIスキャンをしたところ、この人は英語を聞いた時に日本語を理解する時の中枢を使っていることが分かったそうです。英語を聞き取れないというのは、英語を聞いた時に、日本語脳を使ってしまうということなのですね。これは「文法と翻訳のみで何年英語を学習しても、bilingual になれないことを示している。」と先生はおっしゃっています。 それでは、どうすればウエルニッケ感覚性言語野内に英語野を形成できるのでしょうか? 先生は外国の語学教育にも関心を持たれてきたようですが、成功している外国の語学教育は最初からリスニングを重視しているそうです。また、リスニングをする際に、聞き取りやすいように遅く読まれたものを聞くのではなく、最初からナチュラルスピードで聞くことが大切だそうです。テキストを見ながら聞くと、文字を見なければ理解できないように神経回路が形成されてしまうので、見ないで聞いてみましょう。 また、僕も実践した方法ですが、Shadowing(読まれたものを少し遅れてリピートする)をしながら聞くと英語野形成の助けになるそうです。 久しぶりの辛口コメントですが、つまり日本の英語教育は、人間の脳の機能を完全に無視してしまっているのですね。だから、英語の読み書きは出来ても、英会話の苦手な人が多くなってしまう。少しきつい言い方かもしれませんが、これを根本的に変えて行かなければ日本の英語教育はいつまでたっても向上しないと僕は考えます。 少しプレッシャーのかかる書き方をしてしまいましたが、よく考えてみてください。リスニングというのは、一番簡単なスキルであるべきものなのです。 子供を育てるとよく分かりますが、子供は言語を学ぶ時、必ず聞くことから始めます。まず、リスニング、そしてスピーキング、小学校に上がってからようやくリーディング、そして最後に書くことを学びます。 リスニングとリーディングは受動的なINPUTなので、能動的なOUTPUTであるスピーキングやライティングより簡単なスキルであるというのは、実践が難しくても頭では分かってもらえると思います。 皆さんは、人間の脳の仕組みを無視した、読み書き重視の日本の英語教育に満足ですか?日本の英語教育の犠牲者になり続けますか? 日本の英語教育革命はリスニング重視から始まる! だから、一番上の写真のAfrican Wild Dog のアドバイスを受け入れましょう。 Hey guys, just listen!!!   ↓↓↓ もしよければ、クリックでランキングのサポートお願いします! にほんブログ村   参考文献 植村研一 (2009), 脳科学から見た効果的多言語習得のコツ 2016年8月23日閲覧。  

極意

シンガポールと坂本龍馬の教えてくれた英語の極意!

僕がシンガポールを始めて訪れたのは、10代の頃。 現在どうなったかは分かりませんが、当時は「シンガポールでは値切るのが常識!」 と前もって教えられていたので、アラブ・ストリートにて早速値切りを開始。 僕はまだ英語があまり上手ではありませんでしたが、その時の会話はこんな感じでした。 僕: I was wondering if you could give me a discount. お店のおじさん:No can. No discount. 僕: I read somewhere in a guidebook that it’s normal to ask for a discount in Singapore. お店のおじさん: Aye, where from? 僕: I’m from Japan. お店のおじさん: You first Japanese asking for discount. Get another, give discount….

極意

禅と英語

最近両親が日本から送ってくれた、「禅の言葉-シンプルに生きるコツ」(枡野俊明著)という本を読んでいます。その中で僕が始めて聞いた言葉、「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」という言葉が英語学習の真髄をとらえていると思ったので、今日はこの言葉と英語学習の関係について書いてみようと思います。 最初は精神論的なことを書きますが、最後のほうに僕が英語力(特にリスニングとリーディング)を伸ばす際に実際に使った方法を紹介します。 まず最初に、この四字熟語の意味を説明すると、お茶を飲む時にはお茶を飲むことだけに心を集中させ、食べる時には食べることに集中せよということです。枡野氏の言葉をお借りすると、「まさにお茶と自分を一体化させるがごとく、今という瞬間に没頭すること。」 これはもちろん、飲み食いに限られたことではなく、日常生活や仕事、そして僕的には英語学習の真髄を説いていると思います。 かなり前に書いた (極意)ラーニングスタイルに応じた英語学習のすすめ という記事にあるように、一人ひとりに違った学習スタイルがあり、「ながら勉強」が適した人も多いと思います。それでも、僕自身の経験や色々な人の話を聴いたところ、英語学習において集中力を高めることを意識して学習している人はあまりいない気がします。 でも、僕はこの集中力・・・あるいは、この瞬間を生きる力 が英語を高いレベルで習得する極意だと考えています。 僕が出会った「英語の達人」と呼べる人々は、皆恐ろしいほどの集中力を持った人でした。特に同時通訳の方々は、まるでF1レーサーのような集中力を持ち、レーサーが風と一つになるように、まるで英語と一体化しているような境地に達しているように見えます。僕も数回同時通訳をしたことがありますが、仕事の後の疲労が尋常ではなく、絶対に専門にはできません。翻訳家でも、注意散漫でミスの多い人と、正確でほぼ校正の要らない人と、その人の集中力によってその実力の差がはっきり現れてきます。 リスニングが苦手な人には、特に集中力が足りない人が多い気がします。リスニングのテスト中に集中力が切れて他の事を考えてしまったり、一つ単語が分からないと、そのことにこだわってしまいそれから先の内容は全て耳をすり抜けてしまう。そういう時は、分からない単語は無視して、その瞬間瞬間に聞こえてくる言葉に集中すればいいのです。大体リスニングというのは、大意が分かればいいのですから。単語力が高いことに越した事はありませんが、単語力が少し低くても集中力のある人のほうがリスニングは上達するようです。 僕は何回か禅を組んだことがありますが、今日は僕が禅から学び、英語学習に応用していることをシェアします。 其の一: 集中力を高めるには呼吸を意識すること。 TOEICや英検のテスト中には、ナーバスになってしまい、選択肢や穴埋め問題ならまだしも、リーディングやリスニングの最中に雑念が入ってしまいますよね。「あの単語分からなかった・・・どうしよう。」そう考え始めると、そこで脳の機能がストップしてしまい、リーディングなら同じ文を何度も何度も読むことになってしまうし、リスニングなら情報が耳から全て抜けていってしまいます。 だから、テストの前にでも、自分の呼吸を意識し、自分の心をこの瞬間に呼び戻しておくことが大切です。リスニングでは特にその瞬間に集中し、瞬間を生きる技術 が必要になります。「なんだ、英語ブログで集中力の話なんか聞きたくない!」・・・ごもっともですが、英語学習時だけではなく、試しに普段から集中力を強める努力をしてみてください。英語学習の効率が格段良くなるはずです。 其の二: Let it go! これも禅の概念の一つですが、執着心を捨てることも大切です。説明しますと、上記のように分からない言葉に出会ったとき、あるいはスピーキングなどで間違えをおかした時、そのことを意識しながらも、その瞬間にフォーカスし前進する技術が必要になります。どれほど実力のある通訳や翻訳家でも、仕事中必ず分からない単語に遭遇します。 日本人でもそうですよね?だから国語辞典があるわけです。母国語でもそうなら、外国語ではなおさらのことです。僕は即興演劇をネイティブと一緒にしますが、分からない単語や文化的コンセプトが常に出てきます。でも、そのことにこだわりすぎると、舞台を作れなくなります。だから、分からないことは無視して後で調べればよい。そして、その瞬間に集中し、前進するというのは、性格的なものもあるかもしれませんが、技術であり、英語学習として平行して伸ばしていかなければならないと僕は考えています。 クリックでブログランキングにご協力くださったらとても嬉しいです! ↓↓↓↓↓ にほんブログ村

極意

(極意)ラーニングスタイルに応じた英語学習のすすめ

僕がオークランド大学の教職課程にいる時、教師は一人ひとりの生徒の ラーニングスタイル(Learning Style) を見つけてあげ、それに応じた指導をすることが大切だと教えられました。 考えてみれば当たり前のことですが、一番知識を吸収しやすい条件は人によって変わってくる ということですね。だから、それに応じた学習をしなければ効率が悪い。もしあなたの英語力が伸び悩んでいるなら、ラーニングスタイルが間違っているという可能性があります。 このラーニングスタイルはおおまかに、 Verbal/ Linguistic Learning (言語学習) Aural Learning (聴覚学習) Kinesthetic Learning (運動学習) Visual Learning (視覚学習) に分けられます。(注:Logical Learning 論理的学習を含める場合もありますが、僕が大学で習ったのは上記の4つでした。) このラーニングスタイルをチェックするテストもあるようですが、自分の行動によく注意を払ってみると比較的簡単に見出せるものです。 例えば、学校の得意科目は何かと考えると、音楽が得意な人は聴覚学習者であることが多いかも知れないし、体育が得意な人は運動学習者かもしれないという具合に。 あとは、趣味が何かを問うのも良いかもしれません。本を読むのが好きな人は言語学習者かもしれないし、映画を見るのが好きな人は視覚学習者あるいは聴覚学習者かもしれません。 ちなみに、ラーニングスタイルは一つではなく、いくつかにまたがること に注意してください。一つとは限りません。それを理解したうえで、一番自分に合ったラーニングスタイルでの学習を増やしてみる。そうすることによって学習効果が格段に違ってきます。 ちなみに、英語教育に限らず、日本の教育は伝統的に言語学習(本を読む・文を書く)と聴覚学習(先生の話を聞く)にかなり偏っていると思います。 でも、運動学習というスタイルがあることを知った時に、コテコテの体育会系の僕にはすごい救いでした。(笑) で、走りながらポッドキャストや外国語のリスニング教材を聞きながら勉強したらすごく吸収が早い!ちなみに、僕がコメディアンとして忙しかった時、9割以上のネタは走ってる時に浮かんだものです。大学の論文なんかも走ってる間にアイデアが浮かび、その直後にシャワーをあびて書くと、かなりはかどることに気付いたんです。 皆さんのラーニングスタイルは何ですか?まずそれを見極め、その方法に基づいた英語学習をすれば、効率良く英語を身に付けられること間違いなしだと思います。 クリックでブログランキングにご協力くださったらとても嬉しいです! ↓↓↓↓↓ にほんブログ村